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第13回神経ブロックEBM研究会
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第13回神経ブロックEBM研究会


2021年 11月 27日(土)『第13回神経ブロックEBM研究会』を開催しました。



●開催概要

本会開催は、コロナ禍の状況を考慮して、オンライン開催(WEB会議方式)とさせていただきます。
ご理解・ご協力の程よろしくお願い致します。

日 時: 2021年 11月 27日(土)15:00〜16:35

場 所: オンライン開催(WEBライブ配信 *Zoom webinar 利用)

対 象: 医療従事者/研究者 ※事前参加申込み必須

参加費: 無 料

当番幹事:加藤 実 先生
      日本大学医学部麻酔科学系麻酔科学分野診療教授/
      日本大学医学部附属板橋病院緩和ケア・痛みセンターセンター長

開催案内パンフレット *参加申込方法詳細含む


●プログラム

【 開会の辞 】
 加藤 実 先生

 日本大学医学部麻酔科学系麻酔科学分野診療教授/
 日本大学医学部附属板橋病院緩和ケア・痛みセンターセンター長

【 開会挨拶 】
 宮ア 東洋 先生

 東京クリニック 院長 / NPO法人ペインクリニック普及協会 理事長


【 一般演題 】
 座長|木村 信康 先生

 湘南藤沢徳洲会病院 痛みセンター 主任部長

一般演題T
『痛み研究の国際的方向性と臨床医療への提言』

 若泉 謙太 先生
 慶應義塾大学医学部 麻酔科学教室 助教

■ 抄 録 ■
治療の有効性を判断する研究において、ランダム化比較試験(Randomized Control Trial: RCT)は最もエビデンスレベルの高い研究手法とされているが、現実的には実施しにくい場合がある。手術や神経ブロック療法などの侵襲的な治療に関する臨床研究は、倫理的な問題や二重盲検化できない点などから、背景因子の揃った対照群を設定することが困難である。実際に、顕微鏡視下腰椎椎間板ヘルニア摘出術(microdiscectomy)の有効性に関するRCTにおいて、保存療法(非手術)群に割り当てられた患者の45%が、結果として後に手術を受けることになったという報告がある(Weinstein, et al. JAMA, 2006)。本講演では、逆確率重み付け(inverse probability of treatment weighting: IPTW)法という、介入群と対照群との間に生じた背景因子の差を統計学的に解決する手法について紹介する。また、紹介する研究では、痛みの時系列データに指数関数モデルを当てはめることで、2群間の差の検出率をあげることに成功しており、日々変動する痛みデータを平滑化して介入効果を抽出することの有用性について議論する。研究手法を工夫することにより、痛みの臨床研究が促進され、臨床に即したエビデンスが増えることを期待したい。


一般演題U
『腋窩多汗に対する新治療法について』

 安部 洋一郎 先生
 NTT東日本関東病院 ペインクリニック科 部長

■ 抄 録 ■
現在準備中!今しばらくお待ちください


【 特別講演 】
 座長|加藤 実 先生

 日本大学医学部麻酔科学系麻酔科学分野診療教授/
 日本大学医学部附属板橋病院緩和ケア・痛みセンターセンター長

『疼痛関連質問紙を用いた
 研究デザインと収集したデータ処理の考え方』

 青野 修一 先生
 愛知医科大学医学部 疼痛データマネジメント寄附講座 講師

◆ 座長メッセージ ◆ 加藤 実 先生
平成26年厚生労働省科学研究「慢性の痛み対策研究事業」の指定研究班の牛田班の研究テーマである「慢性の痛み診療の基盤となる情報の集約と高度な診療の為の医療システム構築に関する研究」の研究分担者として参加させて頂いた際、全国の痛みセンターでの集学的診察介入の意義を明らかにするための、明解な解析方法と解析結果を青野修一先生から分かり易く解説を頂いた経験からこの度の特別講演の演者に推薦させて頂きました。

■ 抄 録 ■
慢性疼痛は、器質的な要因だけではなく、心理的な要因や家族関係・仕事環境などの社会的な要因にも関連し病態を複雑にしており、多面的に評価した上で治療介入を行い、必要に応じて多職種による集学的治療を行うことが推奨されている。患者の状態像を多面的に評価するためのツールとして、厚生労働省慢性の痛み政策研究班では、タブレット端末を利用した複数の疼痛関連質問紙からなる痛みセンター共通質問紙を開発し、臨床現場において診察や診療チーム間での情報共有ツールとして活用している。エビデンスに基づいた医療を提供するためにも、エビデンスとなるデータの恒常的な蓄積が必要である。
本講演では、疼痛関連質問紙の内容について紹介し、この質問紙を利用したデータ収集方法および研究デザインの立案について述べる。また、症例検討カンファレンス(慢性疼痛患者に対して、多角的に表現・評価し、異なる専門領域の医療スタッフが各専門の知識を生かして治療介入方針を検討する)の場において、議論になった課題について、実事例を提示し、蓄積したデータを活用しながら、データ処理・解析を行う考え方について概説したい。


【 開会挨拶 】
 大瀬戸 清茂 先生

 東京医科大学 麻酔科学講座 兼任教授 / NPO法人ペインクリニック普及協会 理事


●参加申込について

今回第13回は、コロナ禍の状況を考慮して、オンライン開催(WEBライブ配信:Zoom利用)とさせていただきます。

下記、参加申込フォームより、必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_8_y6CESQSxaA4koZtUXmTw

*アクセス方法につきまして、別途メールにてご案内させていただきます。

開催案内パンフレット *参加申込方法詳細含む


●お問い合わせ先

「NPO法人ペインクリニック普及協会(PRPAIN)」事務局

 E-Mail:info[at]prpain.org
 ※[at]を@に変更してお送りください.


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