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理事長ご挨拶
理事長
この度、私共はNPO法人「ペインクリニック普及協会」を設立いたしました。本法人設立にあたり初代理事長を務めさせていただくことになり、法人を代表して関係各位の方々にご挨拶を申し上げます。



○ 一般の皆様へ

色々な傷害や疾病で痛みを感じるということは、誰が考えても極めて不快な体験です。日頃痛みに悩まされている方々は、痛みなんて無ければ良いと思うことでしょう。

しかし、私たちの身体に異常(例えば、心筋梗塞、胆のう炎、膵炎、虫垂炎など)が生じたとき、胸が痛い、お腹が痛い、背中が痛いなどの症状を示して、異常の発生を教えてくれるのが「痛み」でもあるのです。もし痛みを感じなかったら、これらの疾病がさらに進行して、命にかかわる状況になるであろうことは想像に難くないでしょう。このようなことを考えると私たちにとって痛みは必要なものであると理解していただけると思います。
 一方、痛みの原因が分かってしまえば、その原因を取り去れば良いのですから、そのまま痛みに悩まされ続ける必要はありません。また時には神経痛と呼ばれるような、身体には何の問題もないのに、何故生じているのかが分からない痛みさえ多くあります。私たちにとって、前者は警告信号として有用な痛み、後者は生活する上で支障をきたす無用な痛みということになります。有用な痛みは消してはいけませんが、無用な痛みは消し去ってしまうべきであると理解していただけるでしょう。

このような痛みを治療する方法は、薬物療法、理学療法、手術療法など様々ありますが、私たちは特に「神経ブロック療法」を中心に薬物療法、理学療法などの保存的治療を主たる手段として痛みに立ち向かおうとする医師の集まりなのです。身体に生じたその痛みに関連する神経の興奮を抑える局所麻酔薬を使用して痛みを和らげたり、消失させたりする治療法を行う医師の集まりと理解していただければと思います。

今後さらに、ホームページや公開講座などを通じて、私たち「ペインクリニック普及協会」の仕事を詳しくご紹介していきたいと考えております。

○ 医療関係者の皆様へ

本法人は、ペインクリニックに精通した人材の育成を行うことによって、それに携わる医師のペインクリニック医療における水準向上と均展化を図ることにより、国民の健康増進・維持に貢献することを目標に設立いたしました。

米国では、政府が先頭に立って力を入れる「「脳の十年」という政策が成功をおさめ、脳疾患に関する医療が大きく進歩しました。その成功に鑑みて、今度は「痛みの十年」という国家政策ともいうべきプロジェクトが開始され、ほぼ終結を迎えようとしています。 この結果、痛みに関する研究は大きな進歩を遂げたことは間違いのないところですが、この研究結果が臨床においても際立った良い成果を示したかというと疑問の残るところです。痛みに悩む人々にきちんと対応しなさいということが強く求められ、 米国の医師はそれを理解したのであろうと思います。しかし残念ながら、痛みに対する治療法が大きく進歩したわけではありません。普通の医師でも患者の悩む痛みを理解しなさいということにすぎないのであろうと思います。「痛みの十年」によって、痛みの治療は難しいということがさらに浮き彫りにされたのでしょう。

ここにきて、我が国でも「慢性疼痛への対応の重要性」が理解され始め、厚生労働省も腰をあげたようであります。

薬物療法も行いますが、手術療法に比して極めて侵襲度の少ない「神経ブロック療法」が見直される時が来たと言えると思います。長年、痛みの治療に専念してきた我々が考え、実践してきたことはやはり我々にしかできないことでありますし、痛みに悩む人々にとって重要な治療手段であるといえましょう。

本法人は、「神経ブロック療法」をはじめとするペインクリニック治療を国民の健康維持、健康増進に役立てるために十分に活用すべきであるという思いで設立いたしました。痛み治療に関わる多くの方々の賛同を得たいと願うと同時に、今後それに見合う活動をいたす所存でございます。
皆様のご参加を期待いたします。




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